【試合結果レビュー】埼玉西武ライオンズ戦(第22回戦)

2017年9月13日(水)【第22回戦】
●東北楽天ゴールデンイーグルス 3 – 7 埼玉西武ライオンズ〇

【勝利投手】
西武:十亀 (8勝5敗0S)
【敗戦投手】
楽天:藤平 (2勝3敗0S)
【セーブ】
【本塁打】
楽天:島内14号(2回裏ソロ)
西武:中村26号(6回表3ラン)

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楽天イーグルスファンのTatsu Eaglesです。

一番悔しいのは本人に他ならない

2位西武との直接対決という大事な試合を託されたのは高卒ルーキーの藤平投手。
ここまで連敗ストッパーとして活躍してくれている期待の大型ルーキーはこの日も順調に登板。

5回まで1失点とルーキーらしからぬ堂々としたマウンドさばきで西武打線を抑えてきました。
しかし6回、疲れも出たのかピンチを招くと、バッターは中村剛也選手。
一発が出れば一瞬で逆転となる嫌な場面で、最も打たれたくないのは当然本塁打。
しかし、結果は無情にも逆転3ラン本塁打。

この時点ではまだ1点差だったとはいえ、その後も小さな失点を重ねて終わってみれば7失点。
結果的にはあの逆転本塁打が決定打になったといえるでしょう。

藤平投手は良く投げたと思いますが、最後の最後に痛い一発を浴びてしまいました。
しかし、責めることはできません。
本人が一番悔しいでしょうし、一発だけは絶対に打たれてはいけない場面で打たれてしまった。
逆に言えば相手の中村選手が一撃で仕留めたわけですから、打った方を褒めるしかないでしょう。
これがプロの実力、レベルであると肌で感じたと思います。
この悔しい経験は、必ずや今後のプロ野球人生の中で活きてくると信じています。

まだキャリアはスタートしたばかり、藤平投手の今後の活躍に期待します。

それにしても、高梨投手、森原投手とブルペン陣はルーキーが奮起していますね。
意図的にそういった投手を獲得しに行ったのはもちろんあると思いますが、将来的に見れば好材料な反面、ルーキーに頼らなければいけないのもどうかと。
とはいえ、青山や戸村投手が出てくるよりはマシだと思ってしまいますけどね。

とにかく、藤平投手の今後に期待です。

逆転されてからの覇気のなさ

序盤は効率的な攻め方でリードしていきましたが、逆転されてからはほとんどチャンスを作れず。

せっかく作った貴重なチャンスもペゲーロ選手の凡走塁もあって無駄にするなど、ピリッとしない状況が続いていますね。

これまでのBクラスが常連だったときの楽天イーグルスを見ているようです。

とはいえ、今シーズンはそこまで大型補強はしていないわけですから、それが今シーズンAクラスをほぼ確定させているなら良いと考えるしかないでしょう。

個人的には内田選手、中川選手、フェルナンド選手といった若手野手陣をもっと起用して欲しいと思っています。

チームとしては地力の違い

この日も、結果的には力負け。

そもそもこの大事な試合に高卒ルーキーで挑むのもどうかと思います。
もちろん藤平投手が悪い訳ではなく、首脳陣の問題。

個人的には5回までで6回以降は継投に入っても良かったと感じます。
打撃陣もいつまで微妙な調子の茂木選手を使い続けるのかも不明。

中途半端な状態で臨むから負けるのであって、これが今のチームとしての実力なんだと思います。
そもそも、星野監督で優勝したシーズンと野村克也監督で2位になったシーズン、これ以外は全てBクラスです。

それを考えれば、今シーズンはクライマックスシリーズまで楽しめるのは良かったと思った方が良さそうですね。

AクラスはAクラスです。

クライマックスシリーズに臨めるチームは3チームだけ。
若手が多いチームの中でクライマックスシリーズを経験できるのは必ず今後に活きてくるでしょう。

その点は自信を持って、クライマックスシリーズや来シーズンに繋がる試合をして欲しいです。

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