負け越しで首位陥落。再び貧打に苦しむイーグルス打線

本拠地での首位攻防戦となったソフトバンクホークスとの初カード。
初戦こそ接戦の末に4-2と逆転勝利を収めたが、その後の2戦は0-1、1-6と敗れ今カードは負け越し。
首位陥落となったのもそうだが、週末の2戦でわずか1得点と再び貧打に苦しむ結果となった。

今カードの戦評(対ソフトバンク1~3回戦)

初戦は安樂が先発。前回の登板が良い内容だっただけに今回も期待された。
5回までテンポよく投げて相手先発の千賀と投げ合う形になったが、6回に無死満塁のピンチを招いたところで降板。
後を受けた中継ぎ陣が2失点と踏ん張り、8回裏に相手のエラーと田中和基のスクイズによって勝ち越しに成功。
最後は松井裕樹がきっちりと試合を締め、カード初戦は勝利した。

続く2戦目は美馬が先発。
こちらもテンポ良く8回まで無失点という快投を見せたが、打線の援護なく勝ち星は付かなかった。
チャンスはあったが、あと1本が出ず無得点に終わり、10回表に先制されたのが決勝点となった。結局わずか2安打無得点に終わり、0-1で敗れた。

カード最終戦は近藤が先発。
2回に甲斐に3ランを献上すると、6回に1死1、2塁のピンチを招いたところで降板。
続く福山が押し出しと適時打を打たれリードを許した。
打線は前日に続く貧打に苦しみ、3安打1得点と奮わなかった。1得点も島内のセカンドゴロの間によるものだけで、苦しい結果となった。

先発陣の総評

安樂、美馬はソフトバンク打線相手に上々の内容だった。
安樂は6回にピンチを招いたところで降板となったが、前回登板に続いて先発の役割は果たしたと言える。
まだ勝ち星がないものの、今シーズン初勝利はそう遠くはないだろう。

美馬も8回を投げて無失点は上出来の内容。
8回表には微妙な判定をめぐって足立が感情を露わにするシーンもあったが、その後は冷静に三振に切って取り、先発の役割を十分に果たした。

近藤は内容的に満足のいくものでは無かったが、エースを欠くなかで巡ってきたチャンスを活かしていきたい。今後の登板に再度注目して観てみたいと感じた。

中継ぎ陣の総評

カード初戦は安樂の後を受けた高梨が抑え、青山が押し出しと適時打を打たれるも同点止まりで踏みとどまった。
2戦目はハーマンが決勝点を献上し、最終戦は福山が打たれてリードを広げられる結果となったが、いずれも厳しい場面での登板が続いていることもあり、ある程度仕方ない部分はある。

特に2戦目に関しては野手陣が打てなさ過ぎた。
全体的には大崩れする場面が無いのが救いで、これだけの中継ぎ陣が揃っているシーズンもなかなか無い。
松井裕樹も今シーズンは復活しており、何とか勝っている展開で中継ぎ陣にバトンタッチする展開を増やしていきたい。

野手陣の総評

カード初戦は相手のエラーと意表を突いたスクイズで逆転したが、あとの2戦はとにかく打てなかった。
週末の2試合でヒットはわずか5本、1得点と貧打に苦しみ、昨シーズンの再来かと不安は募るばかり。
確かにソフトバンクの投手陣は手強いが、好調だったウィーラーに元気が無く、浅村もまだまだ本調子とは言えない。
そして田中、茂木の出塁も鍵になるが、この3連戦では思うようなバッティングをさせてもらえなかった印象。

次の西武ライオンズとの2連戦が非常に重要で、前回の対戦のように打って勝つことができなければ、たちまち貯金は尽きる。
今回は仕方なかったのか、あるいはもう打線の調子が下降線なのか、来週の試合は緊張感が走る。

チームの総評

ソフトバンク相手に1勝2敗。特に2戦目は勝てる要素もあっただけに悔しい負け越しとなった。
原因は明確で、貧打に苦しんだこと。
ソフトバンクは今シーズンもAクラス入りが濃厚なだけに、ソフトバンク投手陣を徹底的に研究し、何としてでも打ち勝つ試合をしなければAクラス入りは難しい。

再びソフトバンク1強になるのか、楽天イーグルス、西武ライオンズが割って入っていくのか、そのカギを握るのはやはり打線の奮起に他ならない。

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イーグルスファン通信【編集長】

イーグルスファン通信【編集長】

2006年の野村克也監督時代からのイーグルスファン。本格的に応援し始めたのは2016年頃から。関東拠点のため1軍の現地観戦はZOZOマリン、メットライフがメイン。交流戦でのハマスタ、神宮、東京ドームは外せない。 イーグルスファンならではのコンテンツを心掛けて執筆しています。

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