イーグルスの交流戦成績まとめ! イーグルスの交流戦MVPは?

カープ対ファイターズの1試合を残して、12年振り2度目のセ・リーグ勝ち越しが決定した日本生命セ・パ交流戦 2021。

交流戦が始まる前、イーグルスはホークスと首位争いをしており、交流戦開始前の5月23日(日)終了時点でイーグルスは2位でした。

そんな中で始まった交流戦。我らがイーグルスは9勝8敗1分で6位になった一方、ホークスは5勝9敗4分で10位と負け越しています。

その間、イーグルスは6月3日(木)に単独首位に立つと、ホークスに2ゲーム差をつけて交流戦の日程を消化しました。

このように交流戦で素晴らしい戦いをしたイーグルスですが、特に活躍したのはどの選手だったのでしょうか?

この記事では、イーグルスファン通信独自の「交流戦MVP」を決めつつ、交流戦で特に活躍した選手達を紹介します。

また、交流戦期間中に3つの嬉しいニュースもあったので、そちらも紹介しますね。

MVPは、岡島 豪郎(おかじま たけろう)選手

イーグルスファン通信が選ぶ交流戦MVPは「岡島 豪郎」選手です。5月にパ・リーグ最高打率.398を記録した岡島選手。交流戦でもその勢いは衰えませんでした。

交流戦で、27安打は1位、43塁打は4位、打率.375は5位、本塁打4本は10位と、堂々の成績。これらの活躍から交流戦MVPに選出させていただました。

シーズン全体でも規定打席未到達ながら打率.345のハイアベレージを残しています。この記事を書いている6月16日(水)時点のパ・リーグ首位打者は、バファローズの吉田選手で打率.340。

イーグルスは6月16日(水)時点で66試合を消化しているため規定打席は204です。一方で岡島選手は187打席に立っているため、このまま怪我なく試合に出続ければ、7月には規定打席に到達するでしょう。

イーグルスの首位打者争いだけでなく、岡島選手の首位打者争いにも注目です。

5月30日(日)のベイスターズ戦で決勝タイムリー3ベースを放った岡島選手

他にも活躍を見せた選手たち

交流戦では、他にもたくさんの選手が活躍を見せました。その中でも特に素晴らしい活躍をした3選手を紹介します。

  • 瀧中 瞭太(たきなか りょうた)投手
  • 島内 宏明(しまうち ひろあき)選手
  • 松井 裕樹(まつい ゆうき)投手

瀧中 瞭太(たきなか りょうた)投手

最初に紹介するのは、交流戦1位の3勝を挙げた「瀧中 瞭太」投手。(他にも3人が3勝を達成)

岡島選手とどちらをMVPにするか迷ったのですが、5回で降板した試合が2試合あったことで、規定投球回に届かなったことから、次点といたしました。

今年のイーグルスは、涌井投手・田中投手・岸投手・則本投手・早川投手と、球界屈指の先発ローテーションが話題になった一方で、6人目を誰が務めるのかも注目されました。

そこで、先発6人目の座を掴んだのが瀧中投手です。規定投球回には届いていないものの、66試合消化次点で5勝を挙げており、このままのペースでいけば二桁勝利も見えてきます。

交流戦では規定投球回には届かなかったものの、3戦3勝で防御率2.25とかなり安定感が出てきています。

イーグルス優勝のためにも瀧中投手のさらなる成長が期待されます。

5月27日(木)のジャイアンツ戦、7回途中無失点の好投で交流戦初勝利を挙げた瀧中選手

島内 宏明(しまうち ひろあき)選手

続いてご紹介するのは、交流戦2位の18打点を挙げた「島内 宏明」選手です。打率は.269と決して高くなかったものの、本塁打4本、三塁打2本など、長打力と勝負強さを発揮して打点を稼ぎました。

近年はイーグルスのレギュラーとして活躍し続けている島内選手。これまで、本塁打のキャリアハイは2017年の14本塁打ですが、今年は66試合消化次点で既に10本塁打を放っています。

このペースでいけばキャリアハイの更新どころか20本塁打も見えてきます。今年31歳になり、中堅からベテランに入っていく年齢ですが、まだまだ長く活躍してほしいですね。

6月12日(土)のタイガース戦で10号ホームランを放つ島内選手

松井 裕樹(まつい ゆうき)投手

最後に紹介するのは交流戦5位の5セーブを挙げた「松井 裕樹」投手です。説明不要のイーグルスの守護神ですね。

交流戦では9試合に登板し、防御率1.00。交流戦の最終戦、6月13日(日)のタイガースで同点の最終回に登板し、1失点したのが交流戦唯一の失点でした。

シーズン全体でも6月16日(水)時点で、防御率0.84と抜群の安定感。パ・リーグ1位の18セーブを挙げています。

シーズン終盤になるにつれて、1試合の重みが増してプレッシャーも増すでしょう。そんな中でも松井投手が好調を維持してくれれば、イーグルスの優勝がぐっと近づきます。

5月29日(土)のベイスターズ戦で無死満塁を切り抜けた松井投手

その他、交流戦中の嬉しいニュース

交流戦では、他にもイーグルスにとって嬉しいニュースがありました。以下3つの素晴らしいニュースをご紹介します。

  • 涌井 秀章(わくい ひであき)投手、通算150勝を達成
  • 銀次(ぎんじ)選手の復帰
  • 浅村 栄斗(あさむら ひでと)選手、通算1500安打を達成

涌井 秀章(わくい ひであき)投手、通算150勝を達成

涌井 秀章投手が、6月4日(金)のカープ戦で通算150勝を達成しました。これはプロ野球49人目の記録です。

2007年〜2013年に所属していたライオンズで85勝、2014年〜2019年に所属していたマリーンズで48勝、2020年〜所属しているイーグルスで17勝を挙げて、通算150勝に到達しました。

名球会入りの条件である通算200勝まであと50勝ですが、6月21日で35歳になる涌井投手にとって、決して簡単な数字ではありません。それでもぜひ達成してほしいですね。

涌井投手、150勝達成のインタビュー

銀次(ぎんじ)選手の復帰

右手首の怪我で離脱していた銀次選手が、6月9日(水)に1軍登録されました。

怪我の治療とリハビリを重ね、6月1日(火)から2軍の公式戦に出場。6試合で打率.304を記録し、1軍に復帰しました。

地元東北出身の高卒生え抜きである銀次選手。過去にはキャプテンや選手会長も経験するなど人望が厚く、イーグルスの象徴的な存在です。

そんな銀次選手が活躍すれば、イーグルスはさらに波に乗って上昇できるでしょう!

復帰の銀次選手に密着「おかえりなさい!銀ちゃんをみんな待ってました!」

浅村 栄斗(あさむら ひでと)選手、通算1500安打を達成

浅村 栄斗選手が6月10日(木)のドラゴンズ戦で、通算1500安打を達成しました。プロ野球130人目の記録です。

2010年〜2018年まで所属したライオンズで1178安打を記録し、2019年から所属するイーグルスで322安打を記録して達成しました。

名球会入りの条件となる2000安打まで、あと500安打。今年の11月12日で31歳の浅村選手なら、大きな怪我がない限りきっと達成してくれるでしょう。

ぜひイーグルスでヒットを量産して、2000本安打を達成して欲しいですね!

1500安打達成の瞬間

まとめ

岡島選手や瀧中選手らの活躍によって交流戦で勝ち越し、2位のホークスに2ゲーム差をつけたイーグルス。その間に涌井投手の通算150勝、銀次選手の復帰、浅村選手の通算1500安打など、嬉しいニュースもありました。

一方でパ・リーグを見てみると、交流戦が始まる前はマリーンズが3位につけていましたが、バファローズが12勝5敗1分で優勝し3位に浮上しています。しかもイーグルスとゲーム差2まで迫ってきました。

交流戦で首位に立ったイーグルスですが、選手層の厚いホークスと、若手が勢いに乗るバファローズがゲーム差2にいる状況なので、まだまだ油断できません。

このままイーグルスが首位を走り、日本一になれるよう応援を続けていきましょう!

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