交流戦の全日程が終了!貯金を作って後半戦へ

楽天イーグルスは6月25日(火)の広島戦をもって交流戦の全日程が終了した。
最終成績は10勝8敗0分で6位。昨季は6勝12敗と大きく負け越して最下位に終わっただけに今季はまずまずの結果と言えるだろう。
交流戦を振り返ると共に後半戦の展望をしていきたい。

3連敗は無く3連勝が1回

チーム別の勝敗で見ると3タテを食らったカードはなく、阪神戦では3連勝をする結果となった。
他では中日、ヤクルトに勝ち越し、巨人、横浜、広島は負け越しとなった。

昨季は巨人と中日には勝ち越したものの3タテはなく、むしろヤクルト、広島には3連敗を喫しただけに大きな連敗が無かったことが貯金を作った要因と言えそう。
とはいえ、一時は球団初の交流戦優勝圏内まで位置付けていたが、最後は力尽きてしまった点は勿体なかった。

交流戦は普段対戦が少ない投手や打者との対戦となるだけに難しい部分もあるが、確実に昨季よりチームとして充実しているのは間違いない。

先発陣では塩見と石橋が奮闘

今季は開幕が出遅れた塩見だが、交流戦は3回登板して1勝。防御率2.37はチーム内でトップとなった。
先発陣としては岸も復帰して厚みを増したところだが、その岸は3回登板して1勝2敗、防御率2.70だった。2敗は喫したが内容的に安定感はあり、22奪三振はチーム内トップ。それだけに岸で勝ち越し出来なかったのはチームとしては痛いところだった。

また、先発に転向した石橋も交流戦では引き続き奮闘しており、3回登板して1勝1敗、防御率は岸と同じく2.70と一定の結果を残した。
3被本塁打は浴びたものの、要所を締めて6、7回くらいまで投げられたことは大きな収穫。もともとは則本、岸、塩見らを欠いた先発陣の中で巡ってきたチャンスだが、そのチャンスを十分に活かし、先発ローテーションの一角を掴み取ったと言える存在となった。

松井裕樹の存在感は変わらず

中継ぎ陣は今季も層が厚く、新外国人のブセニッツも加わったことでハーマン、宋家豪との入れ替えが出来たことは大きい。
そして守護神の松井裕樹はリーグ戦から変わらずの堂々たるピッチングを見せており、リーグトップの24セーブ、更に奪三振もチームトップで中継ぎとは思えない驚異的な数字をマークしている。

ブラッシュが打線をけん引

リーグ戦で状態が上がってきたブラッシュが交流戦でも打線をけん引した。
打率.346をマークし長打率は.615と勝負強さが光った。また併殺打が1だったことも打線の繋がりにおいては素晴らしい成績と言える。
開幕してからの序盤は対応に苦しみ不振だったが、逆に開幕当初絶好調だったウィーラーがこのところ元気がなくなってきただけに、打順が入れ替わる形で役割を果たしており現時点では成功と言える補強となった。

そのウィーラーが打率.211で併殺打が6つと状態を落としている。開幕から飛ばし過ぎた可能性は否めないが、後半戦に向けて重要な場面での勝負強さが期待されるだけに、この辺りで状態を上げてきてもらいたいところ。

その他にも浅村、銀次、茂木が交流戦で打率3割以上をマークしており、打線の繋がりを担っている。

後半戦のキーポイント

今季は開幕から出だしが良く、上位を維持している。
まずもって好材料と言えるのが大型連敗が少ないこと。昨季は大型連敗があったことでチームとしても勢いを失ったことで失速した。

戦力で言えば近年の中では最も充実していると言えるだろう。
先発陣は繰り返しになるが則本が開幕前に離脱し、岸も開幕戦で太ももを痛め出遅れた。それでも石橋、安樂、戸村、今野、藤平といった若手投手が何とか繋いで穴を埋め、交流戦までに岸と塩見が復帰。更にエース則本昂大の復帰も予定より早まりそうで、既にファームでの実戦登板が始まっていることが何よりの強みと言える。

野手陣は好不調があるものの、それを埋めるだけの戦力でカバーしている。
昨季の新人王、田中和基が離脱してしまったが、ルーキーの辰己を中心に小郷裕哉、渡邉佳明、太田光らが躍動している。
内野は銀次、浅村、茂木が安定しており、状態によってウィーラー、藤田、今江らを起用できるのも戦力として頼もしい。

そう考えると、大きな連敗が少ないのは仮に誰かの状態が悪くなっても、替わりで出てくる選手が一定のパフォーマンスを発揮できるからではないだろうか。

後半戦は則本の復帰が濃厚となっており、それはもちろん嬉しいニュースだが、則本一人では優勝に辿り付けない。
むしろ打線の奮起が必須であり、交流戦では慣れない投手相手とはいえ、やや打線に元気が無くなってきた印象は受けた。
大量点は必要ないが、コンスタントに点が取れる打線の強みが今季の好調をけん引していると考えられるだけに、田中和基の復帰は1つのポイントになるのではないだろうか。

後半戦に向けた当サイトの運営方針について

最後に話題は当サイトのことで恐縮ですが、今後の運営方針についてお知らせします。
今季は各カードごとに戦評を書き、主に先発陣、中継ぎ陣、野手陣という括りで分析してまいりましたが、どうしてもありきたりな内容になってしまうことも課題として挙げられました。

そこで編集部で再度検討し、後半戦は誰にでも分かる試合結果やそれに基づいた分析という表面的な部分に留まらず、もっともっと楽天イーグルスを深掘りしていきたいと考えています。
また、楽天イーグルス以前にプロ野球ファンとして様々な疑問や専門用語に目を向け、初心者の方でも分かりやすい、野球に興味を持っていただけるコンテンツ作りをしていきたいと考えています。

つきましては、これまで発信してきたようなカードごとに振り返る形を一旦辞め、もっと別の視点からコンテンツを提供していきたいと考えております。

その分だけ更新頻度も減る可能性はありますが、より楽天イーグルスファンの皆様、そしてプロ野球ファンの皆様に「面白い」「ためになった」と感じていただけるコンテンツ作りに集中してまいります。

今後とも「イーグルスファン通信」をよろしくお願いいたします。

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イーグルスファン通信【編集長】

イーグルスファン通信【編集長】

2006年の野村克也監督時代からのイーグルスファン。本格的に応援し始めたのは2016年頃から。関東拠点のため1軍の現地観戦はZOZOマリン、メットライフがメイン。交流戦でのハマスタ、神宮、東京ドームは外せない。 イーグルスファンならではのコンテンツを心掛けて執筆しています。

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