【2018オフ】イーグルスの動きと展望

日本のプロ野球界は昨夜から日米野球が開幕。
楽天イーグルスからは昨夜先発した岸孝之投手をはじめ、松井裕樹高梨雄平投手、そして野手では田中和基選手が選出されている。
この時期も野球観戦ができるのはファンとして嬉しい限りだが、本来ならば休んだり自主トレに充てる時期に試合をしているのは、怪我など心配な面もある。

それはさておき、この2018年オフシーズンも様々な動きが起きているようなので、一旦まとめてみた。

日米野球・侍ジャパン日本代表

冒頭にも書いたように、昨夜から4年ぶりとなる日米野球が開幕した。
楽天イーグルスからは3投手、1野手が選出され、日本代表として活躍している。

日本代表への選出は基本的にそのシーズンで上位あるいは優勝したチームから多く選ばれる傾向にある。
その中で、今シーズンチームとしては最下位に終わった楽天イーグルスだが、4選手が選出されているのは誇らしい。
特に投手陣は先発、中継ぎ、抑えで1名ずつ、バランス良く選ばれている。
一方、セ・リーグ3位の巨人、パ・リーグ5位のロッテは一人ずつで、オリックスに至っては一人も選出されていない。
やはり、今シーズン両リーグを制した西武ライオンズ、広島カープ、そして日本一に輝いたソフトバンクの3球団が中心となっている。

岸孝之投手

昨夜の試合では岸投手が先発し、5回3失点で降板。
とはいえ、球数制限による強制的な降板だったため、5回まで投げ切っていればもう少し結果は違ったかもしれない。
それにしても、メジャーリーガー相手に自慢のストレートとカーブが冴え渡っており、流石の一言。

高梨投手は壮行試合の台湾戦に登板して失点こそしたものの、相変わらず安定感がある。
松井裕樹の登板はまだ無いが、恐らく痺れる場面になるだろう。

田中和基選手

そして、何と言っても野手として選出された田中和基選手に注目したい。
代表デビュー戦となった台湾との壮行試合では、まさに日本球界を代表する一流選手が揃う中、9番でスタメン出場。
他球団、特にセ・リーグファンの方には馴染みの薄い選手であろうから、最初は知らない人も多かったことだろう。
しかし、私たち楽天イーグルスファンからすれば、今シーズンの大躍進はよく知るところ。

そして、試合では予想以上に台湾投手陣に抑え込まれているなか、日本代表のチーム初安打が田中和基から生まれた。
バッティングの内容はもちろん、完全に右中間を割ったわけではないが、俊足を飛ばして二塁まで行ったのも素晴らしい。
その前には守備でも良いプレーを見せた。今シーズンは中堅を守っていたが、この試合では左翼手。慣れないライン際のプレーだったが、見事に壁にぶつかりながらのキャッチ。まさに走・攻・守で持ち味を発揮した。

迎えた昨夜の開幕戦では7番に打順を上げ、1安打を放った。西武の主砲山川や巨人の岡本が無安打で終わる中、一本でも安打が出たのは好材料。
チームメイトが秋季キャンプで汗を流す中、代表チームに入ってメジャーリーガーのプレーを目の当たりにしているのは何よりの経験になることは間違いない。チームにとっても非常に明るい材料。

とにかく、怪我をせず無事に大会が終わってほしい。

新戦力の獲得はまだ1選手のみ

先日も書いたが、今シーズン得点力不足に悩んだチームは野手を中心とした新戦力の獲得に奔走している。

橋本到選手

現時点での新戦力として獲得した選手は巨人から金銭トレードで入団した橋本到選手。
巨人に10年在籍しており、一時期はレギュラー定着と思われた時期もあったが、結局守備固めなどに回ってしまった。
仙台育英出身で甲子園にも出場しており、高校まで仙台で過ごしている地元ゆかりの選手。
日本ハムに移籍した大田泰示選手のように、パ・リーグに来て良くなることも十分考えられる。

即戦力として外野のレギュラー争いに加わって欲しい。

浅村栄斗選手

FA権の行使を正式に発表した西武の浅村選手に対し、楽天イーグルスも正式に獲得を表明。
ソフトバンク、オリックス、そして西武との競合が上がっており、中でも資金面ではソフトバンクが優位と思われる。
もちろん、金額だけではない条件であるとは思うが、果たしてどの球団を選ぶのか。

楽天イーグルスには、西武から移籍した岸をはじめ、渡辺直人や友好関係のある則本昂大、そして自身もFAで西武に移籍した石井一久GMなど、ゆかりのある選手も多く在籍しているだけに、金銭面以外の条件には恵まれている印象はある。
今シーズンこそ最下位に転落したが、浅村自身の活躍次第でAクラス争い、そして優勝まで狙えるだけの戦力は揃っている楽天イーグルス。

球団には何としてでも獲得に向けて交渉を重ねてもらいたい。

新外国人選手

今のところ、外国人選手の獲得は発表になっていない。
台湾の大砲、王柏融(ワン・ボーロン)外野手を獲得するかもしれないという報道はあったが、今のところ不明。
まだ正式発表されてはいないが、アマダー、ペゲーロ、ディクソンは退団の可能性があり、外国人野手の主力はウィーラーのみとなる。
外国人選手ばかりに頼るのは微妙だが、2017シーズンの躍進はウィーラー、ペゲーロ、アマダーの活躍があったことは事実。
まさに「助っ人」としてチームを救う選手は獲得しておきたいところか。

岩隈久志投手

他では投手にはなるが、日本球界復帰の可能性がある岩隈久志投手の獲得に向けても動いている。昨シーズンは怪我の影響でメジャー登板は無かったが、順調に回復している模様。
ただ、国内でも他球団が調査しており、メジャー球団も可能性が残っているとの報道。

広島カープに戻った黒田博樹氏や巨人の上原浩治氏のように、「すんなりと復帰」とは言えない状況のようだ。
もちろん、楽天イーグルスに復帰してくれれば戦力としても魅力的であり、なおかつ若手の手本となるような存在としても魅力的であることは間違いない。

近年で言えば、メジャーから国内復帰した松井稼頭央、黒田博樹、上原浩治、青木宣親、松坂大輔(ソフトバンクから中日に移籍して復活の兆し)といった選手が活躍を見せている。岩隈も身体さえ万全であれば、まだまだ戦力としても十分に通用するであろう。

球団にとって初めての試合、開幕戦で先発した投手。まさに創設時を知るレジェンド。

是非、日本球界復帰ならば楽天イーグルスに戻ってきて欲しい。

チームは秋季キャンプを開始

現在、チームは秋季キャンプを行なっており、各自が課題の克服や体力アップに専念している。

中でも注目は選手会長を務める岡島豪郎選手。
今シーズンは年間を通じて一軍帯同を果たしたが、極度の打撃不振に陥り、打率は1割台でシーズンを終えた。
守備や走塁にはもともと定評があるだけに、打撃が良くなれば再びチームの起爆剤になる存在。

その岡島豪郎が、6年ぶりに捕手登録になることが決定した。
歴代ドラフト指名選手のページでも書いているが、もともと岡島は捕手で入団している。
入団当初は嶋の二番手、あるいは一時期レギュラーとしてマスクを被っていたが、出場機会を求めて外野手に転向していた。
来シーズンは外野手のレギュラー争いが更に激化することもあり、再び捕手として出場機会を求めることになる。

とはいえ、捕手のレギュラー争いも容易ではない。
正捕手の嶋を中心に、今シーズン終盤は山下斐紹、堀内謙伍、そして石原彪といった若手捕手が積極的にアピールしている。
特に山下斐紹は今シーズン、プロ初本塁打が試合を決めるサヨナラ本塁打を放つなど、打撃も良い。
堀内謙伍も打撃に魅力があり、更に俊足の選手でもある。シーズンオフにはU-23の日本代表にも選出され、レギュラーとして活躍した。

これだけ期待できる若手の捕手がいることはチームにとっても好材料。ただ、岡島豪郎自身からすれば捕手転向も決して容易な選択では無かっただろう。
同い年の足立も今シーズンは出場機会が減り、二軍生活が長い。年齢的には岡島豪郎も足立も「中堅」となるタイミングで、再び活躍する姿が見たい。

奇遇ではあるが、私も1989年生まれの今年29歳。
同い年の活躍や動向はやはり気になるもので、岡島豪郎には是非頑張ってほしい。私も頑張る。

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イーグルスファン通信【編集長】

イーグルスファン通信【編集長】

2006年の野村克也監督時代からのイーグルスファン。本格的に応援し始めたのは2016年頃から。関東拠点のため1軍の現地観戦はZOZOマリン、メットライフがメイン。交流戦でのハマスタ、神宮、東京ドームは外せない。 イーグルスファンならではのコンテンツを心掛けて執筆しています。

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