【2022年時点】プロ野球12球団の歴代球団名まとめ
日本のプロ野球は初めてプロ野球球団が誕生してから100年以上の歴史があります。
2022年現在、セ・パ2リーグ制12チームというのはご存知の通りでしょう。
現存する12球団にもそれぞれの歴史があり、様々な出来事とともに球団(チーム)名も変化してきました。
そこで今回はプロ野球12球団の球団名の変遷をまとめてみました。
※球団の並び順は正式名称の五十音順
※見出しが2022年時点の正式名称
※カッコ内は名称が始まった西暦
目次
セ・リーグ
中日ドラゴンズ
- 名古屋軍(1936)
- 産業軍(1944)
- 中部日本(1946)
- 中日ドラゴンズ(1947)
- 名古屋ドラゴンズ(1951)
- 中日ドラゴンズ(1954)
中日ドラゴンズは1リーグ制の1930年代に創立した、80年以上の歴史ある球団です。
一度現在の中日ドラゴンズになってから名古屋ドラゴンズとなっており、また戻って現在に至るようです。
現在の中日ドラゴンズになってから60年以上が経過していますね。
東京ヤクルトスワローズ
- 国鉄スワローズ(1950)
- サンケイスワローズ(1965)
- サンケイアトムズ(1966)
- アトムズ(1969)
- ヤクルトアトムズ(1970)
- ヤクルトスワローズ(1974)
- 東京ヤクルトスワローズ(2006)
東京ヤクルトスワローズは球団創立から70年以上の歴史ある球団。
国鉄から始まり、サンケイ、アトムズを経て1974年からヤクルトスワローズに、2006年から「東京」がついて現在に至るようです。
1969年の1年間に限り「アトムズ」という企業名や地域名などの冠名がつかないチーム名だった珍しい歴史もあるそうです。
球団の歴史は長いですが、現在の正式名称になってからはまだ15年ほどとなっています。
阪神タイガース
- 大阪タイガース(1935)
- 阪神軍(1940)
- 大阪タイガース(1946)
- 阪神タイガース(1961)
阪神タイガースは1リーグ制の1930年代に創立した、80年以上の歴史ある球団です。
チーム名の変遷をみても過去3つとなっており、現在の阪神タイガースになってから60年以上が経っています。
広島東洋カープ
- 広島カープ(1950)
- 広島東洋カープ(1968)
広島東洋カープは球団創立から70年以上の歴史ある球団。
注目すべきはチーム名の変遷の少なさ。
球団創立時の広島カープから1968年に広島東洋カープになり、そこから変わっていないのです。
球団もチーム名も歴史ある伝統ある球団といえますね。
横浜DeNAベイスターズ
- 大洋ホエールズ(1950)
- 大洋松竹ロビンス(1953)
- 洋松ロビンス(1954)
- 大洋ホエールズ(1955)
- 横浜大洋ホエールズ(1978)
- 横浜ベイスターズ(1993)
- 横浜DeNAベイスターズ(2012)
横浜DeNAベイスターズは球団創立から70年以上の歴史ある球団。
チーム名の変遷は大洋ホエールズが中心となっており、1978年には地域名・横浜が入り、1993年に横浜ベイスターズへ。
現在の「DeNA」がついた横浜DeNAベイスターズになってから10年が経ちました。
球団の歴史は長いですが、IT企業がオーナー企業となってガラッと現代風のチーム名になった特徴的な球団ですね。
読売ジャイアンツ
- 大日本東京野球倶楽部(1934)
- 東京巨人軍(1935)
- 読売ジャイアンツ(1947)
読売ジャイアンツは1リーグ制の1930年代に創立した、80年以上の歴史ある球団です。
日本のプロ野球チームと言えばジャイアンツといっても過言ではない、代表的な球団。
球団創立翌年から東京巨人軍となり、1947年には現在の読売ジャイアンツとなっているようです。
まさに球団もチーム名も伝統・歴史ある球団といえます。
正式名称こそ読売ジャイアンツですが、運営企業が読売巨人軍のため「ジャイアンツ」と「巨人」のどちらも知名度が高い点も特徴といえるでしょう。
パ・リーグ
オリックス・バファローズ
- 阪急軍(1936)
- 阪急ブレーブス(1947)
- オリックス・ブレーブス(1989)
- オリックス・ブルーウェーブ(1991)
- オリックス・バファローズ(2005)
オリックス・バファローズは1リーグ制の1930年代に創立した、80年以上の歴史ある球団です。
阪急ブレーブス、オリックス・ブルーウェーブともに現在も知名度が高いといえるかもしれません。
現在のオリックス・バファローズになったのは、かつてパ・リーグに存在した「大阪近鉄バファローズ」と吸収合併したため。
近鉄バファローズが消滅して東北楽天ゴールデンイーグルスが誕生した、近年のプロ野球史にとって大きな出来事があったタイミングでチーム名も変遷にも影響しています。
埼玉西武ライオンズ
- 西鉄クリッパース(1950)
- 西鉄ライオンズ(1951)
- 太平洋クラブライオンズ(1973)
- クラウンライターライオンズ(1977)
- 西武ライオンズ(1979)
- 埼玉西武ライオンズ(2008)
埼玉西武ライオンズは球団創立から70年以上の歴史ある球団。
現在の正式名称、地域名が入る前の西武ライオンズになってから40年以上の歴史があります。
2008年に現在の埼玉西武ライオンズになって10年以上が経っています。
千葉ロッテマリーンズ
- 毎日オリオンズ(1950)
- 毎日大映オリオンズ(1958)
- 東京オリオンズ(1964)
- ロッテオリオンズ(1969)
- 千葉ロッテマリーンズ(1992)
千葉ロッテマリーンズは球団創立から70年以上の歴史ある球団。
オリオンズを中心としたチーム名の変遷があり、1992年に現在の千葉ロッテマリーンズとなっているそうです。
2022年時点でちょうど30年が経っています。
スワローズやライオンズのように、2000年代に入ってから地域名だけを付ける動きがあった中、マリーンズは1992年の時点で地域名と企業名を入れたネーミングはセンスの高さを感じます。
東北楽天ゴールデンイーグルス
- 東北楽天ゴールデンイーグルス(2005)
東北楽天ゴールデンイーグルスは現在の12球団で最も歴史の浅い、2005年に創立した球団。
オリックス・ブルーウェーブと大阪近鉄バファローズの合併、消滅に伴う分配ドラフトを中心に選手編成された当時弱小球団。
歴史が浅いこともありチーム名の変遷はなく、創立時から現在のままとなっています。
福岡ソフトバンクホークス
- 南海軍(1938)
- 近畿日本軍(1944)
- グレートリング(1946)
- 南海ホークス(1947)
- 福岡ダイエーホークス(1989)
- 福岡ソフトバンクホークス(2005)
福岡ソフトバンクホークスは1リーグ制の1930年代に創立した、80年以上の歴史ある球団です。
野村克也氏が活躍したことから南海ホークスの知名度は現在も高いといえるでしょう。
1989年に本拠地が大阪から福岡に移転したことでチーム名にも地域名が入り、ダイエーホークスに。
その後、ソフトバンクがダイエーから球団株式を取得したことで2005年から現在のチーム名となっています。
ちょうどイーグルスも親会社がIT企業だったのは偶然だと思いますが、ホークスも大手IT企業ソフトバンクが親会社。
従来、プロ野球球団のオーナー企業といえばテレビ、新聞社、鉄道といった大手インフラ系企業が当たり前だった中、IT業界が浸透し始めたタイミングだったなと感じます。
北海道日本ハムファイターズ
- セネタース(1946)
- 東急フライヤーズ(1947)
- 急映フライヤーズ(1948)
- 東急フライヤーズ(1949)
- 東映フライヤーズ(1954)
- 日拓ホームフライヤーズ(1973)
- 日本ハムファイターズ(1974)
- 北海道日本ハムファイターズ(2004)
北海道日本ハムファイターズは球団創立から70年以上の歴史ある球団。
現存する12球団のうち最も多い8度、チーム名が変わっている球団です。
8度のうち4度は1年で変わっているため、基本的には東映フライヤーズと日本ハムファイターズが中心の変遷といえるでしょう。
2003年まで東京ドームを中心とした東京に本拠地を置いていたため、東京ドームの映像も鮮明に覚えている方も多いことでしょう。
2004年に北海道に本拠地を移転したことで現在のチーム名となりました。
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