スター選手の競演!オールスターの楽しみ方とは?

プロ野球界のお祭りといえば「オールスターゲーム」。
2019年のオールスターは7月12日、13日に開催され、第1戦は東京ドーム、第2戦は阪神甲子園球場でのゲームとなりました。
第1戦は6-3でパ・リーグが勝利し、続く第2戦は11-3でセ・リーグが勝利しました。
我らが楽天イーグルスからは浅村栄斗、茂木栄五郎、美馬学、松井裕樹の4選手が選出され、浅村選手は第1戦で本塁打を放つ活躍を見せました。

毎年7月に開催されるこのオールスターゲームは、普段は敵同士のチーム、選手がチームメイトとして戦う試合です。
今回はそんなオールスターの楽しみ方をご紹介します。

オールスターとは

そもそもオールスターゲームとはセ、パ両リーグの選抜チームによる試合です。
毎年、2試合行われ、全部で56人(各リーグ28人)の選手が出場します。

「オールスター」と言う名がつく以上、スター選手しか出場できません。
オールスターゲームに出場するための参加資格は以下の通りです。

・5月末までに支配下登録されていること
・打者は10試合以上出場(または20打席以上)、投手は5試合以上登板(または10回以上)実績があること

上記の条件を満たした選手は選出の対象となります。
したがって、オールスターゲームに出場する選手は侍ジャパンに選出されるような選手が多い、という点も特徴です。

選手の選出方法

参加資格のある選手は4つの選出方法のいずれかにより選出されます。

ファン投票

その名の通りファンが選ぶ投票です。
オンライン、またはハガキでの投票、公式投票用紙による投票が可能です。
ハガキで投票を行う場合は、ハガキ1枚当たり最大で23名まで投票がきます。
なお、投票の際には選手の名前だけではなく所属球団の頭文字、守備位置・指名打者番号、背番号を記入する必要があるので注意が必要です。
公式投票用紙は、
・公式戦開催球場
・チケットぴあ
・有名書店
に設置されています。

今年、楽天イーグルスからは抑え投手として松井裕樹が、二塁手として浅村栄斗がファン投票によって選出されています。
まさに名実ともにパ・リーグを代表する抑え投手、二塁手と言えますね。

選手間投票

選手間投票は全球団の支配下登録選手全員によって行われる投票です。
各球団が選出したファン投票リスト30名が投票対象選手となり、この投票で各ポジションで1位になった選手が出場決定となります。
楽天イーグルスからは、ここでも二塁手部門で浅村栄斗が選出されています。

監督推薦

監督推薦は前年のリーグ優勝チームの監督が推薦選手を決定します。
今年で言えばセ・リーグが広島カープの緒方監督、パ・リーグは西武ライオンズの辻監督となりました。
楽天イーグルスからは投手で美馬学が、遊撃手で茂木栄五郎が選出されています。

プラスワン投票

上記3つの方法で選出されなかった選手をファン投票により決めます。
今年(2019年)からはTwitterでの投票も可能になり、より手軽に投票ができるようになりました。
2019年はガンから復活した阪神の原口文仁選手と日本ハムの大田泰示選手が選出されました。

ホームランダービー

ホームランダービーはいかに多くのホームランを打てるかを競う試合前の余興です。
ホームランダービーに出場する選手もファン投票により各リーグ4名ずつ選出されます。
ファン投票対象選手は以下のどちらかの条件を満たす選手です。
・前年度リーグ公式戦で15本以上のホームランを記録した選手
・今年度6月30日時点で7本以上のホームランを記録した選手

選出された選手は2分間で打てるホームランの数を競います。
勝負はトーナメント制で優勝選手には賞金100万円が贈呈されます。

過去の3年の優勝選手は、
・メヒア(西武、2016)
・柳田悠岐(ソフトバンク、2017)
・筒香嘉智(横浜、2018)
です。
メヒア選手と筒香選手は過去に本塁打王に輝いた実績の持ち主で、柳田選手はトリプルスリーを達成した打者です。
やはり、ホームランダービーを優勝する人はスラッガーが多いですね。

なお、今年は広島カープの鈴木誠也選手が優勝となりました。

これまでのオールスター

ここでは、オールスターの歴史や記録についてご紹介します。

オールスターの始まり

オールスターは2リーグ制になる前の1937年にメジャーリーグを手本に行われたのが始まりです。
2リーグ制になった1950年は行われませんでしたが、1951年以降は毎年実施されており、これまでの戦績は2019年のオールスター終了時点でパ・リーグ85勝、セ・リーグ79勝となっています。

交流戦でもパ・リーグがセ・リーグに勝ち越していますが、オールスターでも現時点では同じような傾向となっているようですね。
一昔前は「人気のセ、実力のパ」と言われていましたが、近年はインターネットの普及などもあってパ・リーグの試合も多く観戦できる機会が増えました。

オールスターの記録

オールスター記録には個人記録やチーム記録など様々な記録がありますが、今回はチーム記録の一つをご紹介します。
「同一球団最多ファン投票選出」記録を持っているのは阪神タイガース(2003年)です。
この年、阪神からはなんと9選手が選ばれました。
・矢野輝弘
・金本知憲
・桧山進次郎
・今岡誠
・藤本敦士
・赤星憲広
・ジョージ・アリアス
・濱中治(怪我により出場辞退)
・井川慶(川崎憲次郎の辞退による繰り上げ出場)

この時の阪神タイガースの選手がいかにファンに愛されていたかが分かります。
また、今年は何と言っても第2戦が阪神甲子園球場で開催され、ドラフト1位ルーキーの近本選手がMVPに輝きました。近本選手は古田氏以来となるオールスターでのサイクル安打を達成。更に第1打席でいきなり本塁打を放つなど、5打数5安打をマーク。ルーキー離れした活躍を見せ、後半戦に弾みを付けたことでしょう。

オールスターの楽しみ方

オールスターの楽しみはなんと言ってもライバルチームの応援歌を他チームのファンと一緒に歌える点ではないでしょうか。
自チームの選手だけではなく、他チームの選手も応援するというのは普段の試合ではできないことです。

また、選手の用具に注目してみるのも面白いです。
選手によってはオールスター仕様のグローブやバッドを使う人もいます。ソフトバンクホークスの松田選手は五輪カラーとして色鮮やかなグローブを着用していましたし、我らが楽天イーグルスの浅村選手もオールスター用のグローブを着用していました。
こういった道具に注目してみると普段とは違った試合の楽しみ方ができますね。

オールスターはファンと選手が一体になる試合

今回は夏の祭典「オールスター」についてご紹介しました。
オールスターはファン投票などもあり、ファンと選手が一体となってつくり上げる試合です。

ぜひ、投票の段階から試合当日までお祭り気分で試合を観戦してみてはいかがでしょうか。

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イーグルスファン通信【編集長】

イーグルスファン通信【編集長】

2006年の野村克也監督時代からのイーグルスファン。本格的に応援し始めたのは2016年頃から。関東拠点のため1軍の現地観戦はZOZOマリン、メットライフがメイン。交流戦でのハマスタ、神宮、東京ドームは外せない。 イーグルスファンならではのコンテンツを心掛けて執筆しています。

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