ついに決定!今年のドラフト1位選手たち!
今年も10月17日にプロ野球ドラフト会議が行われ、来年度から晴れてプロ野球選手となれる選手たちが決定しました。
ドラフト前から注目株だった星稜高校の奥川恭伸選手や大船渡高校の佐々木朗希選手など、今年も目玉選手は複数球団から指名されました。
今回はそんな今年のドラフト会議の1巡目の指名についてご紹介します。
目次
2019年ドラフト
今年、プロ志望届けを出したアマ選手は全部で246名(高校生139名、大学生107名。ただし、社会人は含まない)です。
そのうち、17日に指名を受けた選手は育成選手を含めても提出者の半数以下の107名。
そんな107名のうち、NPBの第一線で活躍できる選手はほんの一握りのみ。
いかに、プロの門が狭く厳しいかが分かりますね。
ドラフトの前予想では、以下の選手が1位選手候補として名を連ねていました。
・森下暢仁選手(投手、明治大)
・奥川恭伸選手(投手、星稜)
・佐々木朗希選手(投手、大船渡)
・西純矢選手(投手、創志学園)
・宮城大弥選手(投手、興南)
・石川昴弥選手(内野手、東邦)
・宮川哲選手(投手、東芝)
・河野竜生選手(投手、JFE西日本)
・佐藤都志也選手(捕手、東洋大)
こうしてみると、ドラフト 1位候補の選手たちは高校生の投手が多いことに気が付きます。
そして、上記の選手の中で実際に1位指名を受けたのは、8名です。
各球団の1位選手たち
ここからは各球団の1位選手たちを、球団別にご紹介します。
読売ジャイアンツ
指名選手:堀田賢慎選手(投手、青森山田)
奥川恭伸選手、宮川哲選手を2連続抽選で外した巨人が「外れ外れ1位」で指名したのが堀田賢慎選手です。
185センチと長身で、ストレートは既に150kmを超えています。
将来性を買っての1位指名でしょう。
横浜DeNAベイスターズ
指名選手:森敬斗選手(内野手、桐蔭学園)
ベイスターズはなんと森敬斗選手の単独指名に成功しました。
森選手は今年のU18で1番打者として役割をきっちりと果たしました。
まだ高校生なので、将来に期待しての1位指名というところではないでしょうか。
阪神タイガース
指名選手:西純矢(投手、創志学園)
奥川恭伸選手のくじを外したタイガースが外れ1位で指名したのが西純矢選手でした。
将来のエースピッチャーを必要としていたタイガースは希望通りと言ってもいい、高校生投手の西選手を外れ1位で単独指名で獲得できたことは大きいです。
広島東洋カープ
指名選手:森選暢仁選手(投手、明治大)
カープはドラフト前から指名を公表していた明治大の森下選手の単独指名に成功しました。
高校、大学と日本代表を経験し、国際経験も豊富な森下選手。
即戦力候補として、1年目から10勝を期待させてくれる選手です。
中日ドラゴンズ
指名選手:石川昴弥選手(内野手、東邦)
将来、球団の中軸を打てる打者を獲得したかったドラゴンズ。
そんなドラゴンズは3球団競合の末、見事石川選手を獲得しました。
昨年のドラフトでも競合の末、高校No1野手の根尾昴選手を獲得しており、根尾選手と今年ドラ1の石川選手が将来ともにドラゴンズの中軸を打てる打者に成長してくれれば、チームの大きな躍進が期待できるでしょう。
東京ヤクルトスワローズ
指名選手:奥川恭伸選手(投手、星稜)
おそらく今年のドラフトで、佐々木朗希選手と並び1番人気の奥川選手を見事獲得したのがスワローズ。
投手陣に課題を抱えるスワローズが高校生NO1ピッチャーを獲得できたのは大きいのではないでしょうか。
高校生にも関わらず、高校生離れした完成度をもつ奥川選手。
1年目からの1軍での活躍も期待できそうです。
埼玉西武ライオンズ
指名選手:宮川哲選手(投手、東芝)
佐々木朗希選手は残念ながら外してしまいましたが、宮川選手を巨人との競合の末、獲得しました。
リリーフ陣に少し不安のあるライオンズがリリーフの一角を任せられる宮川選手を獲得できたのは明るい材料です。
社会人として、経験もある宮川選手が1年目から1軍投手陣の中で中心的な役割をする可能性も十分にありそうです。
福岡ソフトバンクホークス
指名選手:佐藤直樹選手(外野手、JR西日本)
前予想と大きく異る石川選手を1位指名し、その外れ1位で指名したのが佐藤直樹選手。
野手の高齢化が見られるホークスが1位で外野手を指名したのは賢明な判断だと言えるでしょう。
東北楽天ゴールデンイーグルス
指名選手:小深田大翔選手(内野手、大阪ガス)
我らが楽天イーグルスは1位で佐々木朗希選手を指名するのも外れ。その後に1位で指名したのが小深田大翔選手。
内野手に課題がある、イーグルスが1位で即戦力候補の社会人野手を獲得できたのは大きいのではないでしょうか。
千葉ロッテマリーンズ
指名選手:佐々木朗希選手(投手、大船渡)
4球団競合の末、見事佐々木選手を獲得したのがマリーンズです。
ここ数年注目の高校生選手を獲得してきたマリーンズらしい指名ではないでしょうか。
また、佐々木選手の加入により、来年度のマリーンズの集客力のアップも期待できそうです。
北海道日本ハムファイターズ
指名選手:河野竜生選手(投手、JFE西日本)
佐々木選手の指名を外したファイターズでしたが、外れ1位で指名したのが河野選手です。
即戦力として、1年目から先発ローテーションの一角を担うことが期待されます。
オリックスバファローズ
指名選手:宮城大弥(投手、興南)
石川選手、河野選手を外したバファローズが指名したのが宮城選手です。
将来の左のエースとしての期待が高く、宮城選手の獲得により、左投手の補強はできたと言ってもよいでしょう。
今年のドラフトの効果が現れるのは数年後
今年も、数名の高校生が1位で指名されました。
もちろん、大学生や社会人の選手は1年目からの活躍が期待されますが、高校生などは体づくりなど、入団から数年は基礎つくりに時間を費やすことがメインだと思われます。
したがって、今年のドラフトの成果が現れるのは数年後のことでしょう。
数年後、今年指名された選手が何名ほど第一線で活躍しているのか、楽しみですね。
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